毎月ご相談会を実施しております。
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2012年7月の予定は 20日(金) 13:30 から開催です。初回のご相談は無料です。お気軽にお問い合わせください。
なぜ利益(儲け)=資金(お金)と考えてしまうのか
世の中3つの大きな経済主体があって。その3つが国、県、市村町。この経済主体での計算を「財政」と呼んでその「財政」は歳入と歳出から計算される。しかしなぜか、うまく計算ができてないのか…計算間違いがあるのか…
国は赤字です。
その反対に一番小さな経済主体が家計簿で家計は収入と支出から構成される。これまた収入があるけど赤字の家庭もあります。理由は見ているあなたが原因かもしれません。
とまぁ、規模は違えど、二つの主体はともに単式簿記。収入と支出との差額計算からおこなわれてます。
日々の生活でも今月の家賃や食費代など頭で計算して生活を送っていますからし、いまさら、思いがけない出費でもなければ赤字になんてなりません。
ギャンブル好きは別ですけど。
簡単にいえば、収入より収支が下回ればいいわけですから。しかし会社の経営の場合はそんな訳にはいかないんですよね。
収入と収支以外に収益と費用という概念が入ってきます。
現金で売上げた場合、収入(現金)=収益(売上)になるけど、売掛金での売り上げの場合は収入はないです。
収入=収益ではなく収入<収益になる。
翌年度に売掛金だけを回収しても収入はあっても収益はないのです。また、損益計算書では、収益ー費用で計上されるので掛け売上がある場合は、必ずしも収入=収益にならないから、現金=利益にならない。
収入と収益は同じようで違いますし、支出と費用も同様で。イコールにならない。
なので、資金(お金)=利益(儲け)とならない道理です。
顧問税理士を変えたい!
と思っていても、会計期間の途中だと何かと心配だ…長年お世話になった先生だから…必要なときに必要なアドバイスがほしい…等等理由はさまざまですが、顧問税理士を変えたいと思っておられる方々が、たまたま重なって、弊社にご相談に来られました。
今回は、税理士に何を期待するかによって変わりますが、よい税理士に共通するポイントをお話したいと思います。
まず1から7まで残念な税理士といわれる例を挙げてみました。
- 経歴や学歴が立派で、話しぶりは高圧的で、自慢話が多く、顧問先の話は聞いているようで、聞いてないエライ先生。
- 顧問先の間違った解釈を、「間違ってます」と言えない、言わない先生。
- 顧問先が相談したときに「それはできません」と何もしない、できない先生。
- チャレンジ大好き。節税だけではなく脱税に近いことまで指南するベンチャーな先生。
- 税務調査のとき、税務署の話を鵜呑みにし、「ここは税務署の言う通りにしたほうがいいですよ」などと、課税庁側に偏ったゴマすり先生。
- 税務署や金融機関に交渉や説明ができないうえに、顧問先にも連絡は全てメール、資料は宅配便でやり取りする引きこもり先生。
- コンピューターが使えない。会計ソフトも当然使えない。申告書も手書きの古い先生。
などなどです。
次によい税理士といわれる例です。
- 相続や経営上の問題で、不案内なことにアドバイスを求めて、きちんと時間を取れる忙しすぎない税理士。
- 実際に相談して、アドバイスを求めて、税務だけでなく広く勉強して知識や知恵のある情報量の多い税理士。
- さまざまな問題や立場のある顧問先である場合、税務署や金融機関、関係先に粘り強く説明し、立場の違う意見をまとめ、顧問先の立場に立って最後まで尽力する逃げ出さない税理士。
それぞれ一長一短はあるかとは思いますが、知識が豊富で、顧問先の立場に立って、アドバイスできる税理士がよいといわれています。
最近は格安税理士もネット上などでは多くありますが、費用の安さは、知識や知恵の情報量の少なさと比例します。例えば、せっかく費用や時間をかけて法人を設立をしても、格安な先生に相談していたために、税法上有利な方法を知らずに損をしてしまう。なんてことになります。
相談会や、実際に事務所に出向かれて、税理士の対応や事務所の雰囲気などにふれて、費用を含めて希望に合致するかどうか見極めてください。